IELTSって英検やTOEIC、TOEFLと何が違うの?
IELTS(アイエルツ)って英検とはまた別で受けるべき試験なの?
費用もかなり高めだけど、その価値はあるの?
(IELTSの受験料はアカデミックで2024年8月現在、25,380円です)
留学する予定はないけど、英語力を試すにはIELTSが良い試験って本当なの?どんな仕組み?
日本では英検やTOEICが主流だけど、それでは世界に通用しないの?
私もそう思っていたんです、ずっと。
「英語の試験ってどれが一番自分に合っているのか?」
仕事で必要だから、会社が推奨するから、という理由で私も過去にTOEICの勉強も試験も経験しましたけど、海外では通用しなかった。
過去オーストラリア在住の際にIELTSを受験して大学入学可能なレベルを持ちましたが、結局資格を使うことはなく、放置。
そして娘が2023年の4月に受験したばかり。
結論から申し上げると
英語学習者はIELTSを絶対に受けた方が良い!
https://www.eiken.or.jp/ielts/
公式サイトはこちら↑
最近やっと日本でも大学入試での活用や、団体受験を行う教育機関が増えている国際的な試験ですが、まだまだ日本での知名度は海外のそれとは比べ物にならないので、是非沢山の方にIELTSのことを知ってもらいたい!
大学や就職にうまく活用してほしいので、自分と娘の試験経験をもとにお伝えしていきます。
この記事では、IELTSの特徴、TOEICなどとの違いについて実体験をもとに解説しますので、IELTS 受験を考えている方の参考になればと思います。
IELTSの特徴
IELTS(International English Language Testing System:アイエルツ)は、イギリスで開発された英語の4技能テストです。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アメリカなどの英語圏を中心に知名度が高く、アメリカ発のTOEFL同様、IETLSのスコアは海外留学や移住申請の際に英語能力の証明として採用されているので、英語圏ではIELTSかTOEFLか…という選択肢に分かれます。
世界の受験状況としては IELTSは世界140か国、10,000以上の機関で認定されている4技能英語テストのグローバルリーダーです!
世界で年間300万人以上の受験者が、留学・移住・就業のために受験しています。
ひと昔前、ふじこの時代は英語の試験と言えば「英検」一択。
それしかなかった…
社会人になって初めてTOEICを知ることになり、会社も受験を勧めていたので何度か受験するも、やはりビジネス英語がメインのTOEICではふじこの求める分野と少しずれがある。
TOEFLに至っては受けるチャンスも目的もなく、未経験。
アメリカで公認会計士をしている友人だけが唯一何度も受けていました。
IELTSはオーストラリアに住んでいた時学校に通っていて、初めてその存在を知りました。
アメリカならTOEFL、イギリスやオーストラリアではまずIELTSがメインの試験になります。
IELTSの公式サイトはこちら↓
https://www.eiken.or.jp/ielts/
TOEFLの公式サイトはこちら↓
https://www.jp.ets.org/toefl.html
「アカデミック」と「ジェネラル」の2種類がある
IELTSには、「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の2タイプがあります。
受験の際は、スコアの利用目的や提出先機関を確認した上で適切な種類を選択しましょう。
Academic
ー大学(院)および職業実践専門課程を目標としている受験者に向けたもの
General Training
ー英語圏への移民または職業教育プログラム履修を目標としている受験者に向けて
この上記2種類に区分されており、目的に合わせて選択が可能。
娘の場合は大学進学に向けてのIELTSでしたのでACADEMICを選択。
留学に必要なIELTSはアカデミック、海外移住・永住権申請にはジェネラルだよ!
娘がIELTSを受験した時の試験の様子、面接で何を質問されたかは、また別記事で詳細をお伝えしますね。
実際手元に届いた証明書がこちらです↓
ListeningとSpeakingは2種類のIELTSテストで同一の内容ですが、ReadingとWritingはどちらのIELTSテストを受けるかによって異なります。
Academicは大学や大学院、または大学プログラムで使用するテーマと資料を使用するのに対し、
General は本や新聞、雑誌に載っているような日常的なテーマと資料を使用します。
IELTSのListeningでは主にイギリス英語とオーストラリア英語が登場するので、受験者はこれに慣れておく必要があります。
アメリカ英語に慣れているとイギリス英語にまず戸惑いますし、理解できる範囲が狭くなりがち。
私の面接官はとっても英国アクセントで早口な方だったので、私もつられて早口になってしまい、面接時間がかなり早く終わってしまいました。
また、上記2種類のIELTSのほかに、イギリス留学や移住等でビザ申請を行う人を対象とした
「IELTS for UKVI(IELTS for UK Visas and Immigration)」があります。
イギリスの教育機関や移民局から指定された場合に限り、「IELTS for UKVI」の受験が必要です。
※IELTS for UKVI(英国ビザ申請用IELTS)とは英国ビザ申請用のために英語能力を証明するものです。
IELTS for UKVIには2つ種類があります。
- IELTS for UKVI Academic・・・IELTSのアカデミックモジュールと内容は変わりません。
- IELTS for UKVI General・・・IELTSのジェネラルモジュールと内容は同じ。
※実際に受験が必要なテストの種類を判断する際は、スコア提出先にご確認くださいね。
英語の4技能すべてが必須科目
IELTSの特徴は何といっても、聞く、読む、話す、書くの英語4技能全てが試されることです。
そして、スピーキングはネイティブスピーカーの試験官と1対1の面接形式になっていることが大きな特徴!
他の試験ではパソコンに向かって話す、主に録音、もしくは筆記でパスしてからの面接です。
日本では比較的土曜日に開催されることが多いですが、主要都市では月10日ほど開催され、スケジュールもあわせやすく平日も受験も可能。そして何よりコンピュータ版は結果が出るのがとっても早い!(3日~5日ほどで判明)
私たちも「春休みだし、今のタイミングでチャレンジしよう!」と急に思い立ち予約しました。
ただ、かなり長時間になるので、面接の順番によっては1日予定を置けておく必要があります。
4月4日に受験をして7日には結果が分かり、まずメールでスコアを知らされ、その後5日後に封書が届きました。スピーディー‼
試験自体の合計所要時間は約3時間ですが、リスニング・リーディング・ライティングの終了後、試験官と1対1の面接形式で行うスピーキングテストがあります。
自分の順番が回ってくるまでには少し待ち時間が発生するのでご注意。
私は面接の順番が1番でしたが、15分ほどの休憩を挟んでの面接開始でしたので、トイレの為だけに会場を1度でました。
面接の順番が後の方はこの間に軽くお腹に入れておかれると良いでしょう。
入退室の際には荷物をロッカーに必ず入れます。
ちなみに試験会場へは水飲み持ち込み可能(ラベルもはがす)、ご自身の筆記用具は使えませんのでご注意下さい。
すべて会場が用意したものを使うことになっています。
【IELTSの試験科目と所要時間】
- リスニング(30分)
- リーディング(60分)
- ライティング(60分)
- スピーキング(11分~15分)
IELTSの試験はマークシート方式ではなく、受験形式に応じて筆記、またはコンピューター入力による解答になります。
問題によっては「3ワード以内で解答」などの語数制限があので、設問をよく読み指示された方法に従って解答しましょう。
受験形式がコンピューターか紙で選択可能
IELTSの受験形式には、紙と鉛筆を用いて行うペーパー版と、コンピューター版(CDI:Computer-delivered IELTS)の2種類があります。ペーパー版のIELTSは、東京・大阪以外にも札幌、仙台、神戸、広島、福岡をはじめとする全国各地の都市で開催されていますが、2023年4月現在、コンピューター版は、東京(複数個所)名古屋・大阪の指定会場でのみ受験が可能です。
ネットで空き状況などもわかるので便利です。
【IELTS ペーパー版の特徴】
- 紙と鉛筆を使用して問題を解く、一般的な試験形式
- パソコン操作やタイピングに苦手意識のある方でも挑戦しやすい
- リーディングの長文を読みながら問題用紙に直接メモ等を書きこみ可能
- 試験結果の発表は受験から13日後
【IELTS コンピューター版(CDI)の特徴】
- リスニング時に専用のヘッドフォンを使用
- タイピングに慣れていれば、ライティング時の文章の入力が容易で、スピーディー
- 試験結果の発表は受験から3~5営業日後で、ペーパー版よりも断然早い!
最寄りの試験会場で受験できる形式と、ペーパー版orコンピューター版の特徴を確認した上で、自分に適していると思う方を選びましょう。
私はオーストラリアで受けたのですが、かなり前なのでペーパー選択肢がない時代。娘はコンピューターを選択しました。
まずはIELTSプログレス・チェック(公式模擬試験)から
IELTSプログレスチェックは、IELTSの公式採点官が評価・採点する自宅で出来るコンピュータベースのIELTS模擬試験です。
少し受験のお値段も高いので、まずは去年の内に1度このシステムを活用しました、おすすめです!
詳細は公式HPで↓
https://ieltsjp.com/japan/prepare/paid-practice-materials/ielts-progress-check
このプログレスチェックを受ければ、実際の試験を受けるまでに、自分の弱点を克服し、目標スコアに近づけますよ!
(参照:IDPホームページ)
プログレスチェックの特徴は以下の通りです。
- 自宅からオンラインで本番と同様の形式のテストが受けられる
- アカデミックとジェネラル、トレーニングのどちらでも選べる
- IELTSの専門採点者から公式のフィードバックが受け取れる
- US$49.95と本番のIELTS試験よりも安く受けられる
- 現在のバンドスコアの目安がわかる
これからIELTSを受けることを予定している方にとっては、メリットしかない模擬テスト!
個人的には是非受けてみてほしいです!
S子はプログレスチェックの際には6・0辺りのスコアでしたので、この1年でかなり力をつけたようです。
勿論娘もまずはこのテストからチャレンジしました。
公式スコア・資格とはならないけど自分のレベルチェックにもなり試験に慣れることができて、いきなり本番よりは断然この模擬試験をお勧めするよ!
娘は高2の冬に購入し、HPから購入後から90日間受験期間があるので、いつチャレンジしても自由。
ギリギリ期限が切れる春休み中に自宅のパソコンで受験。
最後時間切れになり、本人が少し悔いの残る状況でしたが、それも含めてやってよかったと思います。
こちらがその時の結果です。メールで届きました↓
この試験結果は公式ではないので、印刷できないように「Not to be used as an IELTS Test Report Form」と記載されています。
娘は1度のみプログレスチェックを受けてから本番でしたが、ご不安な方やレベルアップを本番前に確認したい方は2回チャレンジの選択も可能。
その場合お値段も少し割引されますのでお得です。
価格:US$84.89(2回分同時購入で15%Off)
たとえ割引が無くても本番の1/4の値段で受けられるから受ける価値あり!
問題形式
IELTSには、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つのセクションが設けられています。
プログレスチェックも同様に、これらの4つのセクションが用意されています。
”Before you begin, please read the following information carefully” という説明書きと、各テストが始まる前にそれぞれのインストラクションが表示されます。
インストラクションでは、各テストを受ける際の注意点が説明されています。
制限時間が設定されていない
→自分で時間を計って行えば、本番と同じ状況でテストを受けることができます。
問題用紙と解答用紙が同じ画面に表示される
→メモ用紙を用意して本番と同じ状況を作ってテストを受けてみてくださいね
受ける順番が自由
→本番と同じ順番で受けてもいいですし、苦手からでも、得意からでも自分次第。
IELTSプログレス・チェックはオンラインで行う公式のIELTS模擬テストで、IELTSの公式な採点者によって評価・採点されるのでとてもありがたい!
IELTSバンドスコアの目安、各分野の公式なフィードバックが記載されるので本番の試験に向けてかなり有利になりますね!
全ての分野を回答後、一度だけ回答結果を送信できます。
その後5営業日以内にIELTSプログレス・チェックのレポートが送られます。
いきなり本番試験もありですが、こちらのプログレスチェックから自分のレベルを試すのがよいでしょう。
レポートのURLはメールで通知されますので、すぐ結果が確認できます。
IELTSプログレス・チェックは公式資格ではないので、採点結果は進学、就職、入国審査といった用途には 使用できません。
TOEICの特徴
TOEICは「Educational Testing Service」略して「ETS」と呼ばれる機関が開発・管理している試験です。
”英語が母国語ではない人々の英語でのビジネス遂行力を判断したい”という日本国際貿易産業省の要請により1970年代に開発されました。
ですのでTOEICの主な目的は、 グローバル環境で働くビジネスマンたちの日常的な英語力の測定です。
ETSによると、 TOEICスコアは150カ国14,000機関で用いられているといるとのこと。
公式HPはこちら↓
https://www.iibc-global.org/toeic.html
TOEICは聞く力・読む力を問うTOEIC Listening & Reading Testと話す力・書く力を問うTOEIC Speaking & Writing Testsからなり、TOEIC L&RとTOEIC S&Wは別々に実施されます。
スピーキング試験は面接官と直接話さず、自動音声案内に従って自分の音声を録音する方式です。
試験結果はTOEIC L&Rが計10~990点まで、TOEIC S&Wはスピーキングパート0~200点+ライティングパート0~200点のスコアで判定されます。
また、スピーキングパートでは発音もHIGH・MEDIUM・LOWの3段階で評価されます。
TOEICでは、一旦取得したスコアに有効期限はないですが、公式認定証の再発行期限は試験日から2年間、スコアレポートの再発行期限は採点された翌年度の4月1日から2年間となります。
TOEICとIELTSの主な違いは?
TOEICとIELTSの主な違いのうちの一つは、 その試験の目的です。
IELTSは海外で勉強をしたい人や英語圏に移民をしたい人たちに向けた試験内容。
TOEICはビジネスのための試験です。
また、 IELTSはイギリス発祥の為イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは大変人気があります。
留学生が海外の大学に入るにはIELTSのポイントが充分に無いと試験を受ける事すらできません。
南米や中東地域の学生にも人気がありますが、 日本やフランスの学生はTOEICを選ぶ傾向にあります。
TOEIC は大学共通テストからの撤退があり、より一時の勢いを失いましたが、まだまだビジネスシーンでは
TOEIC740点以上が無いと昇進しない、などのシステムを会社側がルール化しているところも多くあります。
私が過去に務めていた電機メーカーでは仕事中でも決まった時間にTOEICのレッスンがあり、昇進を考える人はその講座を取らないと、そして受験して点数を取らないことにはずっと平社員のままというルールになっていました。
大学共通テストに活用できる英語検定試験から撤退
我が家にも今年大学受験を控える娘がいるため、少しでも有利に、そしてスムーズに望む学校へ入学できれば、という思いでIELTSを受けました。
中学3年で英検準1級を取得しましたが、その次の1級はなかなか勉強する気持ちにならないほど難易度が高い内容。
もし1級があれば大変嬉しいですが、大学の共通テストに他の教科の勉強もあるので、とても英検だけに時間を使っていられない。
そこでIELTSを受けることとなり、結果的には英検1級レベルと同じCEFR(セファール)C1を獲得できたので、これでもう英検は当分チャレンジせずともIELTSの資格のみで戦えます!
CEFR(セファール)についてはまた別記事で詳しくご説明いたしますね。
当初はTOEICも大学入試英語成績提供システムに参加する予定でしたが、IIBCは2019年7月にこのシステムへの参加申し込みの取り下げを発表しました。
以下は2023年4月時点で大学入試英語成績提供システム参加要件を満たすことが確認された民間の英語資格・検定試験です。(TOEICを除く)
・ケンブリッジ英語検定
・TOEFL iBTテスト
・IELTS(IDP Education管轄、アカデミック・モジュール対象)
・GTEC
・TEAP
・TEAP CBT
・英検(実用英語技能検定試験)
・IELTS(British Council管轄、アカデミック・モジュール対象
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/1418843.htm)
↑文部科学省のHPです。
大学入試センターが運営する「大学入試英語成績提供システム」参加試験について(周知)
以前はTOEICもこの中に入っておりましたが、令和元年に変更があり、HPには「TOEICⓇ Listening & Reading Test および TOEICⓇ Speaking & Writing Tests」の参加取り下げに伴う対応とお願い、ということでTOEICは除外されています。
ですが、独自の入学試験(二次試験、推薦入試など)にTOEICを活用する大学も多いと予想されており、大学受験に際してTOEICを受ける意味が全くなくなるわけではありません。
★結果(2024、3月現在)
結果的に娘は希望していた国公立の推薦枠で受験。
大学側が設定したIELTSのポイント7以上、高校の評価4.4以上などをクリアしたので選抜に受かり、まずは大学の書類審査、そして面接、最後に共通テストという形で一般より少し早く合格を知る形となりました。
日本国内なら英検かTOEICの2択のみ
就職やビジネスの場ではTOEIC、学生であれば英検が一番活用できます。
TOEICはビジネスの場面設定が多く、出てくる単語、文もビジネスの場面で活用されるものが多いので、
学習しておいて損はありません。
一方、英検は資格を持っておくと入試に活用できたり、奨学金給付や単位認定に活用できることもあります。
英検は3級以上になるとスピーキングのテストがありますが、TOEICにはスピーキング試験はありません。
このスピーキングが無いという点で4技能が満たされておらず、大学入試英語成績提供システムから除外になった、という話。
スピーキングが苦手な場合はTOEICに絞って学習するという方法もありますが、個人的には小学校、中学校の間はダントツ英検が有利。
TOEICは社会人になってからでも遅くはないです。
そして、高校生から大学を視野に入れる際に海外留学や海外に携わる仕事を考えるのならばIELTS、もしくは国によってはTOFELが一番誰からも認めてもらえます。
まとめ
大学入試英語成績提供システムには英検(実用英語技能検定)やTOEFL、そしてIELTS(アイエルツ)などの民間英語試験を利用できるようになり、高校生のうちに何かしらの英語の資格を取っておくのは今や当たり前の時代になりました。
ちなみに旦那のP君は英検の面接官の資格もあり、国公立、私学で15年ほど沢山の留学生を海外の大学にマッチングさせるポジションだったので、生徒さんにいつも聞かれています。
「どの英語の試験が一番必要なのか?」
それは留学、進学、就職をどの国でしたいかにもよるのですが、アメリカの北部ならばTOFEL IBT、カナダは北アメリカとほぼ同じ。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドではまずIELTSです。
TOEFLはアメリカ発祥、IELTSはイギリス発祥の為、各国で大きく影響しています。
ヨーロッパでもIELTSがメジャーなところが多い。
TOEICはビジネス英語の試験ですので、大学を考えるのであればまず選択肢には入りません。
英検は日本では最もメジャーですが、海外では認知度が低い…TOEICも然り。
例えば海外で「英検1級持ってて、TOEIC990点なんです」とアピールしても無反応になりがち。
ただ日本国内では、特に小学生や中学生の内はやはり英検が重視されます。
実際子供たちも英検の加点ポイントを武器に受験を有利にすすめました。
英検のレベルによって10点、20点と加点されますので、学校のシステムにもよりますが、ここは大きなポイントです。
TOEICも900点あったらひれ伏します…満点ならもう変態レベル。
そんな変態は私の周りには何人もいます。
特に日本企業ではTOEICが重視されています。
ふじこはある程度は話せますが、書くのも読むのも苦手、文法も嫌なので全然900には届きませんから。
だけどコミュニケーションでなんとかなるタイプの人間でやってこれました。
こんなタイプに人にはスピーキング試験があるタイプがベター。
強みを生かせないTOEICは苦手でした。
試験を考えている方には、ご自身の強みを生かしたシステムの試験を選ばれることをお勧めします。
どんな目的でその資格が必要になるのか、留学や進学で必要ならどの国で過ごすかで大きく方向性が変わります。
そして各試験の特徴を知り、目的にあった試験を選んで準備しましょう!
それぞれの受験形式も調べた上で練習問題を解いてみる。
特にIELTSを受験する際は、十分な時間の余裕を持って試験準備に取り組むことをおすすめします。
IELTSの試験様式をしっかりと把握!
マークシート方式のように選択肢から答えを選ぶタイプの問題と比較すると、自分で解答を手書き、または入力するIELTSの形式にプレッシャーを感じる方がいるはずなので、この辺りは練習しておきたいですね。
英単語のスペルミスにも注意が必要だよ!
我が家の子供達は耳から覚えることが多く、スペルミスがとにかく多い!
公開されているIELTSのサンプルテストや市販の公認問題集を活用すれば、本番を想定した模試にもチャレンジできます。
試験当日に最大限の力を発揮するためには、問題を繰り返し解き、試験形式に慣れておくことがポイントです。
そして「面接で何を聞かれるのか?」
この辺りはまた次の記事でご紹介したいと思いますので、参考にしていただけたらと。
最後まで読んでいただきありがとうございました~