ギャランドゥ&アンダーヘアは英語?海外でも通じる?
気になるけど聞けないアンダーヘアケア&ギャランドゥ事情
私は本職がエステ業。フェイシャル以外にワックス脱毛もしています。
ある日夫婦の会話としてネイティブの旦那PくんにVIO脱毛の話題からギャランドゥが英語だと思って話してたら、全く通じないことがあり、私の発音が悪いの?と思ってアンダーヘアって言いなおしたら、そのどちらもが英語じゃなかった…
そりゃ、造語なら通じないよね。
てっきり英語だと思っていたのに…
ギャランドゥ&アンダーヘアは英語?海外でも通じる?
結論としてアンダーヘアやギャランドゥは和製語ですから海外では通じません!
じゃあ,おへそあたりからその下につながる毛は何と呼ぶのか?
英語ではPubic hair(ピュービックヘア)と言います。教科書にはまずこの単語が載っていますし医者も使います。
少し硬い表現ですが、これならどこでも通じるでしょう。
・Do you trim your pubic hair?
(あなたは陰毛を整えますか?)
このように使います。
Trim には刈り取ってきれいに整える、お手入れをする、という意味があります。
ペットのトリマーというお仕事もこのトリムをする人っていうところからですね。
美容院でも少しそろえる程度ならtrimを使います。
Pubicとは「恥骨」という意味で発音はピュービック。
つまり恥骨に映える毛ってことですね。
その他にもPubesという言葉があります。
口語的な言い方でPubicの短縮形で pubes(発音:ピューブズ)です。
・I shave my pubes regularly.
(私は定期的に陰毛を剃っています)
こんな感じですね。
「陰毛」を表す最も一般的な言葉は、pubic hair ですがpubic は public (おおやけの、公開の)という単語とは綴りが違います。
pubic には、Lという文字が入っていませんのでご注意を‼
なんとも豊かな発想ですね!
またnappy hairとも言います。
俗語でしたらshort hairとか、curlyとか、女性のそのあたりを示すのにbushなどとも言います。
ですがbushはpubes よりスラングっぽい言い方なので
表現は気をつけましょう!
由来はbush の本来の意味の「やぶ・茂み・ボサボサの背の低い木」のことです。
会話の流れで使うことがあっても普通に bush と言えば、英国の人は普通に木(tree)のほうを考えますし、そのあたりはご自身が理解して表現を使い分けて下さいね。
陰毛の意味の bush の使い方は珍しいですので。
以下は”treasure trail”を基本とする4つの”abdominal hair”のパターンだそうです。
(詳細はwikipediaよりご覧下さい。)
色んな種類があります。
あまり日本でここまでワイルドな方がいるのかどうか不明ですが、海外では通常レベルです。
余計な情報ですけどP君はsagittalに近いデザインでした
カジュアルな場ではHair downstairsなんていう場合もありますね。
「下の階の毛」ってことですが面白いですよね、訳し方が。downthereとかも使います。
ムダ毛といいたい場合はUnwanted hair「欲しくない」「いらない毛」という直訳です。
必要のないという意味で、unnecessary hairと言うこともあります。
ちなみに「ムダ毛処理」はremoving unwanted hairなどと言います。
アジア人と違ってブロンドヘアだったらまた事情が変わってきますので、ムダ毛という理解もまた変わってきます。
ムダ毛としてよく処理したいと感じるのが脇毛、胸毛、鼻毛など。
これらを英語で表す場合は以下に↓
hairという単語は基本的に体毛の意味で幅広く使えます。
〇chest hair「胸毛」
〇nose hair「鼻毛」
〇armpit hair「脇毛」
このような感じです。
ギャランドゥの由来って??
私の世代からすると(世代でなくても若い脱毛サロンのスタッフですら)その辺りを「ギャランドゥ」って言っちゃいますね、まだ。
若い世代ですら、もうその部分はそういう名前だと思っている人もいます。
昔、ギャランドゥっていうタイトルの歌があったんですよ、
西城秀樹さんの有名な曲です。
ふじこの年代ではその曲「ギャランドゥ」を歌っていた西城秀樹さんのイメージが強く、下腹部につながるセクシーヘアがイコール=「ギャランドゥ」になってしまっているだけですけどね。
30代よりも若い世代の方にはセクシーな西城さんをリアルタイムでは見たことがないと思うので、何を言ってるのかサッパリわからないですよね。
本来この歌は1983年に西城秀樹が発売したシングル曲のタイトルです。
ちなみにギャランドゥ=腹毛となったのは、ラジオ番組でご一緒したユーミンさんが西城秀樹さんのセクシーな腹毛を隠語でそのように連呼した事が始まりだとか(諸説あり)。
昭和の時代ですからラジオの影響力は今と比べものにならないほどパワーがあったんですね。
まさかのユーミンさんが出どころとは…
それが定着した由来だったなんてビックリ!
松任谷由実さんが「ギャランドゥ=へそ下の濃い毛」を広めたので現在の日本では、
「おへその下やその周りの毛」という意味で定着してしまい、時間が経つにつれ、
まるであたかもそんな単語があるようかのように落ち着くという、ありがちなパターンです。
なので勿論「ギャランドゥ」は海外では通用しません。
日本限定ですのでご注意ください!
妊娠中にギャランドゥが濃くなるのはなぜ?
ギャランドゥ、それは男子ばかりに使いがちですが、女子のそのあたりも同じです。
そしてまさしく「これはギャランドゥ!」だと思った時期がありました。
女性は男性よりも一般的に毛量薄めので目立たないだけ。
ですが、妊娠中ふじこのギャランドゥは著しく濃くなり男前度が上がっていました。
これはなぜ?
実は女性も男性よりは少ないものの、男性ホルモンを同時に持っています。
お腹や背中、そしてヒゲなどは男性ホルモンの影響を受けて濃くなることがあります。
女性でも何らかの影響で男性ホルモンが増え、急に濃くなるという変化が起こります。
ふじこの場合はお腹の中心線の縦ラインが、そこだけ線を引いたようにすーっと、
この画像よりももっと濃く出ていました。
その現象にショックを受ける妊婦さんがいますが、心配無用!
これは実際にムダ毛が増えたのでは無くて、メラニン色素の影響によりムダ毛が濃くなっていることが原因で産後半年ぐらいで落ち着いて元に戻ります。
男性に多く分泌される男性ホルモンは、そのうちの約95%がテストステロンで占められています。
テストステロンには筋肉や骨格を大きくしたり、体毛を濃くする働きがあるので男性らしい屈強な体やメンタルを作ると言われており、男性にとってはプラスに働きますが、男性ホルモンの分泌が過剰になると体毛が増えたり、濃くなったりするというデメリットもあります。
妊娠中は「エストロゲン」などの女性ホルモンが増加するので、色素細胞「メラノサイト」が刺激され、全身にメラニン色素の沈着がみられることがあります。
ちなみに体毛だけじゃなくて乳首まで黒に変化してめっちゃ嫌でした…
これもメラニンの影響で同じく産後はちゃんと元通りになります。
私も二度出産したので同じ体験をしましたが、産後しばらくして全く何事もなかったかのように消え去りました。
産後は元通り!期間限定の変化だから触らず放置がべターです!
慌てて剃りすぎたりすると刺激や摩擦でさらに濃くなることも有るので期間限定だと信じて放置がベスト!
くれぐれも脱毛、除毛の為にケミカル的なものは使わないでくださいね!
ほんとうに女性の体の変化って驚きの連続です。
特に体毛が濃くなりやすいのはおなか辺り。
これはおなかにいる赤ちゃんを守ろうとしているからだともいわれています。
なので自然現象です…どうぞご心配なくね!
まとめ
おへそから下へつながっていく毛、そして大切なエリアの毛のことをアンダーヘアやギャランドゥと呼ぶのは日本だけで、海外では通用しませんのでご注意下さい!
英語ではPubic hair(ピュービックヘア)もしくはpubes ,abdominal hairが一般的です。
必死に日本限定の言葉で伝えようとしても、私のように恥をかくだけなのでご注意を!
隠語や他にも表し方は様々ですが、下品にならないように気を付けて表現しましょう!
知っておくのと知らないのでは大違いですから~!
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
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